この記事では「大学院生がつらくなる理由と解決方法」を紹介します。
私は2020年に筑波大学の大学院を修了しました。2年間の大学院生活ではつらくて涙を流すこともありました。そんな私が、大学院がつらくなってしまう人の特徴とその解決法について紹介します。
【PR】この記事には広告を含む場合があります
大学院はつらいことが多い
大学院生は学部生と比べるとかなり忙しく辛いことも多いです。
大学では言われた課題やレポートをこなせれば単位がもらえて卒業することができます。ですが大学院では自主的に考えて、一人で実験やものづくりを行わなくてはいけません。大学院生は研究成果を出さなくてはいけないプレッシャーもあるので病みやすいです。
つらくて病んでしまう院生の特徴3選
つらいことが多い大学院生ですが、元気に毎日楽しく研究室に来る人もいます。そして私のように辛くて涙を流している人もいます。色々な大学院生を見てきた私が感じた、病んでしまう院生の特徴3選を紹介します。
過酷な研究室に所属している
病んでいる院生に共通するのが、過酷な研究室にいることです。
コアタイムが長く厳しく拘束されている学生は病んでしまうことが多いです。そういう研究室は研究成果を出すことを重視していて、夜遅くまで研究しなくてはいけない環境になっていることもあります。また教授がパワハラのようなことをしていることもあるので、個人の問題というよりも劣悪な環境にしている教授が問題ということが多いです。
ホワイトな研究室に見えても陰で先輩に過剰に詰められたり、ずっと一人で単純作業をさせられたりするのもつらくなる原因になります。
研究内容に興味がない
研究内容に興味が持てないと、大学院生活はかなりつらいです。
2年間実験をしたり論文を書いたりしなくてはいけません。プレゼンや学会発表もよくあります。興味がないことに頑張り続けることはできません。
研究室の環境がよかったとしても研究内容に興味がないと、毎日が退屈で無意味に感じてきて最終的に病んでしまいます。
ストレス発散が苦手
ストレスをうまく発散できない人も病んでしまいます。
大学院生は研究成果を求められるのでかなりプレッシャーを感じています。適度なプレッシャーは大事ですが、ストレスになりすぎると身体を壊してしまいます。
そして多くの大学院生は毎日自宅と研究室の往復になってしまい、趣味や遊びでストレスを発散することができないことがよくあります。「研究成果が出ていないから遊んじゃいけない」と思ってしまうかもしれませんが、ストレスを溜め続けて体を壊すのが一番後悔するので適度に好きなことをするのが重要です。
オススメは大学とは関係ない友達と遊ぶことです。休日くらいは大学のことを忘れましょう。あとはスポーツもオススメです。院生はデスクワークで体が凝り固まっているので、身体を動かして汗を流すのはストレスはかなりストレス発散になります。
大学院のつらさを解決する方法
色々お話ししてきましたが、大学院生活のつらさを解決する一番いい方法は「誰かに相談すること」です。
研究内容に興味が持てない、研究がうまく進まないようだったら教授に相談してみてください。研究内容を少し変えてもらったり、アドバイスをもらうだけで一気に状況が良くなることもあります。
ま友達に相談したり愚痴を言ったりすることはかなりのストレス発散になります。もし話す相手がいないようだったら、SNSで同じような状況の人を見つけて悩みを相談したり、学内カウンセラーに相談してみたりしてください。今よりきっと状況が良くなると思います。
私はかなりつらい日々でしたが、友達や恋人、学内カウンセラーやTwitterで知り合った院生に口を言ったり相談することでなんとか乗り切ることができました。ぜひ心身ともに健康な大学院生活を送ってみてください。