この記事では「大学院生(修士)が就活で失敗する理由」を紹介します。
私は2020年に筑波大学の大学院を修了しました。就活時には周りの友達・先輩や他大学の院生と就活の話をしてきました。院生なので結局うまくいっている人が多いですが、希望するところにいけなかった人もいます。
【PR】この記事には広告を含む場合があります
目次
大学院生(修士)が就活で失敗する理由3選
就活で失敗している大学院生の特徴3選を紹介します。
就活を始めるのが遅い
就活で失敗している大学院生は、みんな就活を始めるのが遅いです。
研究が忙しくて就活をやる暇がないのかもしれませんが、今後の人生を決める大きな出来事です。時間を作って早めに取り組むようにしましょう。私は大学院1年の夏からインターンに参加しましたがちょうどよかったくらいです。1年目の春に自己分析や業界研究などを行って、1年の夏からインターンに参加するようにしましょう。
業界や職種を絞っている
大学院生は業界や職種を絞りすぎて失敗している人が多いです。
院生は専門的な研究をしているので、研究内容に関連した企業しか受けないという人も多いです。ですが、研究内容に関連している企業に絞ると数社になってしまって、全滅するのも当たり前という状況になりがちです。また修士の場合は、希望する会社に入っても配属先が全く関係ない部署ということもあります。なので、最初から絞りすぎていいことはありません。
就活を軽視している
就活を軽視している大学院生は失敗する可能性が高いです。
確かに高学歴ですし学校推薦で大企業に行ける可能性も高いですが、意外と落ちます。周りの就活を甘くみている院生は有名企業は落ちまくっていました。選考のあるインターンシップもほぼ落ちていました。大学院生は優秀ですが、全国には院生がたくさんいるので希望する企業に行ける人は一部です。
大学院生(修士)の就活のコツ
私はこの3つのことを意識して就活をした結果、一部上場企業(有名メーカー)2社から内定をいただくことができました。また倍率100倍以上ある出版社のインターンシップにも参加することができました。
早めに就活を始める
大学院生は早めに就活を始めることが大切です。
研究や論文作成で忙しいと思うので、早めにコツコツやっていくことが大事です。目安としては入学してから自己分析や業界研究を始めて、1年目の夏には選考ありのインターンシップを受けるのがベストです。早めに始めるデメリットはありません。
色んな業種・職種の選考を受ける
大学院生も専門以外の業種・職種を受けた方がいいです。
修士卒だと学生時代の研究内容をそのまま会社で行うのはほぼ不可能です。似た研究をすることもかなり難しいです。例えば学生時代にレーザーの研究をしていたとしても、レーザーを作っている会社に行くのは難しいです。もし入社できたとしても、レーザーの研究をできる可能性は低いです。なぜなら研究をしているのは博士卒が多いからです。修士だと最初は工場でレーザーの部品製造をするということもよくあります。
色んな会社を受けて、自分の興味のあることが絶対にできる会社に行った方がいいです。
院生向け就活サイトを使う
大学院生は「院生就活サイト」「理系就活サイト」を使うようにしましょう。
マイナビやリクナビを使うのも良いですが、院生や理系の就活に特化してきたサイトを使う方が的確なアドバイスをいただけます。私は色々就活サイトを使ってきましたが、専門サイトの方が興味のある求人も多かったですし、何よりも論理的なアドバイスをいただけました。
あとは「逆求人サイト」もオススメです。
逆求人サイトはプロフィールを載せておいて企業から連絡をしてくれるというサービスです。
私はofferboxという逆求人サイトをメインで使っていましたが、誰でも知っている企業数社からオファーをいただくことができました。そして興味のあった有名メーカーからもオファーをいただき、優先枠で内定をいただくことができました。
コツはたくさんのサイトを登録しておいて、感触がいいサイトを厳選していくことです。志望業界・都道府県・時期などでおすすめできるサイトは変わってきます。なので他人のおすすめサービスに惑わされず、自分に合ったサービスを見つけてみてください。きっと良い企業に入社できると思います。